ログ日記

作業ログと日記とメモ

ゼロから始めるGWT その1

  • Eclipseのインストール。
  • GWTの Plugin for Eclipse のインストール。
  • Tomcatのインストールと動作確認手前

PHPはそこそこ分かるけれどJavaはほとんど見たことがないレベルからのスタート。


とりあえずエディタのインストールから。
さすがにJavaEmacsは無いなと思ってEclipseを使うことにした。
Eclipseの経験もほぼゼロなんだけど、まぁ何とかなるだろう。
http://www.eclipse.org/downloads/


このページでいきなり躓いたんだが、迷っても仕方ないので「Eclipse IDE for Java EE Developers」をDLした。
Windowsでは念のためPATHに空白を含まないCygwin以下に置いた。
Debianの場合でも何故かlennyにパッケージが無かったのでDLしてhomeに置いた。


起動してワークスペースのPATHはデフォルトのままでOKを押す。
一旦閉じて、とりあえず日本語化してみる。


http://mergedoc.sourceforge.jp/
最新版をDLしてfeaturesとpluginsの中身をeclipseのそれぞれのフォルダにコピー。
Windowsの場合は一応起動オプション付きコマンドもコピーしておいた。
readmeの通りに設定を追加して起動。日本語化出来ていればOK。


次にGWTプラグインを入れる。
http://code.google.com/intl/ja/webtoolkit/download.html
Plugin for Eclipse だけあればいいっぽい。
Eclipseのメニューから「ヘルプ」→「新規ソフトウェアのインストール」で「作業対象」に http://dl.google.com/eclipse/plugin/3.6 を追加。名前は空欄でそのままOKを押す。全て選択して次へ。しばらく待つ(長い)。
途中で署名なし警告が出るけれども気にせず続行。
再起動を促されるので再起動する。


さて…ようこそ画面を閉じたら、いかにもIDEっぽくて苦手な画面が出る。cleanは実行していないが日本語化されていた。
とりあえずサンプルを作る。
青いGoogleのGマークのアイコンを押す。
プロジェクト名「Hoge」、パッケージ名「hoge」とでもしておく。ドメインを持ってるならそれを使うのが習慣らしい。
Google App エンジンを使用するのチェックを外して完了。
この時点でサンプルが生成されているので、プロジェクトを選択して「実行」→「Webアプリケーション」Windowsならブロックダイアログが出るので許可する。
下のDevelopment ModeタブにURLが出るので、それを右クリックからコピーしてブラウザで表示する。
Pluginのインストール画面になるのでインストールする。LinuxだとChromeじゃなくてFirefoxじゃないとダメらしい。
で、VistaChrome 6だとリンクをクリックしても何故か動かなかった。IEでもダメ。XPのChrome 6だと動いたんだが…。仕方が無いのでFirefoxで。拡張機能Firefoxってことだね。


横道にそれたがようやく動作確認できた。
次はTomcatをインストールする。
これはDebianでやった。lennyなら

aptitude install sun-java6-jdk
aptitude install tomcat5.5 tomcat5.5-webapps tomcat5.5-admin

cd /etc/tomcat5.5/
vi tomcat-users.xml
# <user username="ユーザ名" password="パスワード" roles="manager,admin"/> を追加

a2enmod proxy
a2enmod proxy_ajp

$ cat /etc/apache2/sites-available/tomcat
<VirtualHost *:80>

DocumentRoot "/var/www"
ServerName tomcat.localhost

<Location />
ProxyPass ajp://localhost:8009/
allow from all
</Location>
        ErrorLog /var/log/apache2/tomcat_error.log

        # Possible values include: debug, info, notice, warn, error, crit,
        # alert, emerg.
        LogLevel warn
        #LogLevel debug

        CustomLog /var/log/apache2/tomcat_access.log combined
        ServerSignature On

</VirtualHost>

ProxyPassなどの設定は環境に合わせて。
あとserver.xmlのポート8180を消すとか細かい設定をする。
tomcatのデータディレクトリは ls /var/lib/tomcat5.5/webapps/ にある。
デフォルトのプロジェクトは /usr/share/tomcat5.5-webapps/ に、tomcatディレクトリ(?)は /usr/share/tomcat5.5 にある。
tomcat.localhost のIPを設定してアクセスして管理画面が出てきたら成功。




再びEclipseに戻って、メニューの赤いGoogleアイコンをクリックするとコンパイルできる。結構時間がかかる。
プロジェクト・エクスプローラのwarディレクトリの下にhogeディレクトリが生成されているはずなので、これらを含むhoge.warを作る。
http://code.google.com/p/gwt-examples/wiki/AntWarBuilding
手動で例えば cd workspace/Hoge/src/; zip -r hoge.war war などを実行してwarファイルを作る。
これを先程のwebappsにコピーして数瞬待つと表示できるようになる。


まだデプロイって何?という状態なのでここまでの操作が合ってるかどうかよく分からないが、とりあえずサーバーにサンプルをアップして動くのを確認するところまではできた。