ウェブリテラシ
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/11/06
- メディア: 新書
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今更ながら途中まで読んでいた”ウェブ時代をゆく”を読み切った。
その中の新しい職業に就くための助言として
「十八歳の自分」に向けて私は迷わず「ウェブ・リテラシーを持つ」よう助言するだろう。
と書かれている。
私は今年から所属研究室が変わった。
去年までの研究室は(誰が決めたわけでもなく)個人主義で、みんなばらばらの研究をしていた。今の研究室はグループ主義で共通の話題に関して取り組んでいる。
今の研究室で驚いたことは、基本的なwebのリテラシが無いということだ。リテラシ以前に興味がないのかもしれない。
例えば「こういう仕組みを作ったから好きなようにいじってみてくれ」と言えば、前は研究室で数人が使ったり意見を言ったりしていたが、今はほとんど反応がない。
Googleグループを設定したから使ってみようということになったものの、賛成とか反対とかページを作ったりとか、そういう興味がないようだし、まず使い方が分からないときた。
根本的な何かが足りない気がするのだが上手く言い表せない。
基本的なプログラミング能力とかは前の研究室メンバーよりだいぶ高いと思うのだが・・なんだろうこのもったいない感じがするのは。
本を読んでいて、前の研究室は新しい職業向けで今の研究室は古い職業向けなんだという気がした。
研究の内容自体は新しくても、職業として見た場合に古い大企業に合うのかなーと考えたらしっくりいった。
でもねぇ・・分からないから触らない、じゃなくて、調べて使おうとしないもんなのかな普通は。
webに関心がなければ仕方がないことかもしれないが、やはりもったいないなぁ。
数分調べれば分かるのに、と私が思っている感覚そのものが既に違っているのかも。
あとwebに詳しい人はみんな他の研究室から来たので気軽に聞きにくい、という影響が大きいのかな。普段は部屋に居ないしね。